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Run, Melos
a Walking
先日、出かける直前に、何気なく自宅本棚から手にとり、
電車での移動中に太宰治の「走れメロス」を読みますた。
そーいえば「走れメロス」って内容は誰でも知ってるし、
人によっては小・中・高校のどこかの国語の授業で読んでるかも。
自分もどっかで読んだ記憶はあるが、もうほとんど覚えてない。
なので「ちょっくら読み返すかなー」と。短編ですし。
太宰作品は以前ブログでも書いた「人間失格」以来。
(あ、「人間失格」は映画化されるみたいっすねー。)
で、読んだ感想。
友情っていいね、
人を信じるって素晴らしいね、と
道徳の授業でありそうな内容でわかりやすい。
メロスの行動でツッコミたいところは、ままありますが。
と、すんなり感想を終えるわけにはいかない。
やっぱし天才、太宰治先生。
物語の最後がものすごいんすね、「走れメロス」って。
その昔読んだ時には気づかなんだ(笑)
*以下、ネタばれにつき、ご自身で読みたい場合はご注意を
誰でも知ってるであろう「走れメロス」のあらすじは、
王様に捕らえられた処刑されるメロスは、
妹の結婚式に出るために3日間だけ猶予を求める。
その間は親友セリヌンティウスを身代わりとして差し出し、
3日以内に帰って来ると約束。
3日以内に帰ってこなければ、セリヌンティウスを代わりに処刑。
3日以内に帰って来ればセリヌンティウスは解放、メロスは処刑。
自分の命を引き換えに友人の命を助けるというお話。
そしてメロスは約束を守って、死を覚悟で友のもと走って戻って来る。
でもメロスは、「一度だけ約束を破りそうになった」と言い
一方のセリヌンティウスも「一度だけメロスが来ないかもと疑った」と言い、
互いに自分を殴ってくれと言い合って、一発ずつ殴りあってから
抱き合いお互いを讃える。民衆はそれを見て涙し、
王様も心を打たれ、メロスは無罪放免。という感動のラスト。
でも、ほんとのラストはその後にあった。
王様に無罪を言い渡され、民衆から歓声が沸き上がり、その直後
セリヌンティウスは、メロスに言った。
「メロス、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。」
メロス、全裸。
全裸で町中を走り回り、大勢の民衆の前で友人と殴り合い、王様が語る。
その間、メロス全裸。
必死に走ってるときから薄々、感づいてはいた。こいつ裸なんじゃないか?と。
やっぱりそうですた(笑)
もう少し早く教えてやってもいいじゃないか。
てか王様、語る前に服をかけてやれよー。
最後にこーゆうお茶目なオチを用意してくれてた太宰治先生、ありがとう。
なんだか暖かい気持ちになりました(笑)
あ、明日から上海へ行って来ます。
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